小児科

小児科一般外来

小児科一般外来 よしかた産婦人科では一般診療(診察・処置・点滴・投薬)に加え、乳幼児の健診、予防接種などを行っています。
白血球数・CRP・尿・感染症迅速検査などの緊急検査の結果は、その場ですぐに結果が分かります。検査の結果、より高度な専門性、設備など必要なケースは、ご両親と相談させて頂いた上で適切な専門施設へのご紹介も行っております。安心してご来院ください。

乳幼児健診

乳児健診・幼児健診は、お子さまの健全な発育と発達を成長の節目ごとに確認し、病気の早期発見と予防により健康の保持と増進を目的としています。健診の目安は、(1ヶ月、4ヶ月、7ヶ月、10ヶ月、12ヶ月、1歳6ヶ月、3歳です。
お母さまやお父さまの育児に対する不安や悩み、疑問も、こちらでぜひ解決しましょう。育児支援も大きな目的としていますので、なんでも気軽にご相談ください。

横浜市では、4ヶ月、1歳6ヶ月、3歳児健診は各区福祉保健センターでの集団健診です。その他の健診は各医療機関で個別健診として公費で賄われています。

よしかた産婦人科では、個別乳児健診・幼児健診を積極的に実施し、育児支援を行っています。検査の結果、高度な専門性、設備が必要なケースは、ご両親と相談させて頂いた上で適切な専門施設へのご紹介も行っておりますので、安心してご来院ください。

予防接種

予防接種 よしかた産婦人科で受けられる予防接種についてご説明します。

公費で受けられる予防接種

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)

生後2ヶ月から接種できます。4週間ごとに3回、生後12~15ヶ月齢に4回目を接種します。

インフルエンザ菌B型ワクチン(ヒブ)

生後2か月から接種できます。4~8週間ごとに3回、3回目から7ヶ月以上空けて、1歳すぐに4回目を接種します。

B型肝炎

お母さまがキャリアでない場合は、生後2ヶ月からヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンなどとの同時接種がおすすめです。4週間ごとに2回、2回目からは4~5ヶ月空けて1回の合計3回接種します。

四種混合(DPT-IPV)

ジフテリア(D)、百日せき(P)、破傷風(T)、ポリオ(IPV)の4種類を予防します。生後3ヶ月から接種できます。3~8週間隔で3回、3回目の約1年後(6ヶ月後から接種可能)に4回目を接種します。

ポリオワクチン

生後3ヶ月から接種できます。3~8週間ごとに3回、3回目の約1年後(6ヶ月後から接種可能)に4回目を接種します。

BCG

生後11ヶ月(1歳未満)までに1回接種します。接種はスタンプ方式です。生後5ヶ月から7ヶ月での接種がおすすめです。現在、赤ちゃんの結核はとても少ないため、流行している百日せきの予防のため四種混合(DPT-IPV)ワクチンを3回受けた後の生後5ヶ月ごろに接種するのが一般的です。

麻しん風しん混合(MR)
  • 1期:1歳代で1回接種できます。流行しているときは、生後6ヶ月からでも受けられますので(自費です)ご相談してください。できれば1歳になったらすぐ受けるようにしてください。
  • 2期:小学校入学の前年(幼稚園や保育園の年長クラス時)1年間に1回接種します。
水痘(水ぼうそう)

1歳から接種できます。1回目の接種後約3ヶ月たったら2回目を受けることが、しっかりと免疫をつけるためには大切です。

日本脳炎
  • 1期:生後6ヶ月から接種できますが、多くの地域では3歳からの接種になっています。1~4週間ごとに2回、2回目の約1年後に3回目を接種します。3回の接種で基礎免疫をつけることができます。
  • 2期:9~12歳に1回接種します。

※以前使われていた日本脳炎ワクチンの接種後、広い意味で脳炎の一種であるADEM(アデム:亜急性散在性脳脊髄炎)の重症例が起こったとして接種が一時見合わせ(積極的推奨の差し控え)になりました。現在は通常の定期接種期間に限らず、見合わせ期間中に接種しなかった回数分を、定期接種として受けられるようになっています。

例/
  • 1期で1回も受けていない人→1期分として3回、2期として1回、合計4回接種可能
  • 1期で1回受けた人→1期分として2回、2期として1回、合計3回接種可能
  • 1期で2回受けた人→1期分として1回、2期として1回、合計2回接種可能

*子宮頸癌ワクチンは現在中断しています。

自費で受けるもの

ロタウィルス

生後6週から接種できます。他のワクチンとの同時接種を考えて、生後2ヶ月からが最適です。2回または3回接種します。腸重積症(腸閉塞の一種)が起こりにくいよう、どちらも接種できる期間が決められています。

*腸重積症とは:子どもに多い病気で、腸が腸の中に折り重なるように入り込み、腸閉塞を起こします。詳細な原因などはまだ分かっていません。いちごゼリー状の血便、5~10分おきに不機嫌で顔色が悪くなるなどの症状が見られます。

A型肝炎

1歳以上であれば、2~4週間ごとに2回接種し、その約6ヶ月後に3回目を接種します。

ムンプス(おたふくかぜ)

1歳から接種できます。しっかりと免疫をつけるには、1回目の数年後に2回目を受けることが大切です。

*定期接種で接種時期を過ぎたものも、自費診療ですが摂取できます。
*インフルエンザワクチンについては、ワクチンを入荷した際(毎年10月)に当サイトでお知らせしています。

アレルギー検査

アレルギーについて

よく知られているアレルギーの病気といえば、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食事アレルギーなどです。私たちの身体には、ウイルスや細菌などの異物が入ってきたとき、体内に「抗体」がつくられ、これら外敵をやっつけようとする「免疫」という仕組みがあります。ところが、この仕組みが、特定の食べ物や花粉など、身体に害を与えない物質に対しても「有害物質だ!」と過剰に反応して、攻撃をし過ぎる結果、逆にマイナスの症状を引き起こしてしまうのが「アレルギー」です。アレルギーは、抗原を避けることが大切ですが、現実にはなかなか難しいものです。このためアレルギーの治療は、まず「いかにクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を維持していくか」が重要です。

アレルギー性鼻炎

鼻から抗原を吸ってしまい、鼻汁分泌が促され、鼻づまりが起こる状態を言います。マスクや眼鏡による抗原の回避や、点鼻薬、内服薬などの薬物療法が主ですが、症状がひどいときは、少しずつ抗原に慣らす減感作療法や手術療法が行われることもあります。特に症状が慢性的な場合、副鼻腔炎(ちくのう症)や中耳炎の合併に注意が必要です。

アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能の低下と抗原による皮膚炎症の慢性化が原因です。病状が進むと、軽微な刺激でもかゆみが起こったり、これを掻きむしることでさらに病状が悪化するという悪循環に陥ります。いつも皮膚を清潔にして保湿すること、ステロイド軟膏などで炎症を抑えること、原因を除去することが治療の基本です。

食事アレルギー

食物抗原を摂取することで、咳、喘鳴、呼吸困難、嘔吐、血便、発疹などの様々な症状を引き起こします。特にはショック(アナフィラキシー)に陥ることもあります。症状の程度によって除去食の適応を決めますが、安易な食事制限はむしろ逆効果という報告もあります。必ずしも摂取直後に症状が出るわけではありませんので、まずは毎日の献立と症状をメモして、原因の推定から始めます。

気管支喘息

息を吐くときにヒューヒューと音がしたり、夜に咳がひどくて息がしづらくなる病気で、遺伝や生活環境がもととなり発症します。気道粘膜の腫れ、筋肉の収縮、痰の増加などが見られますが、炎症が長引き気管支が過敏な状態にあると、抗原のほか、気道に刺激を与えるものすべて(タバコの煙、疲労、冷気など)でも発作する場合があります。だんだん気道が狭く、硬くて元に戻らなくなっていくことから、発作時に気管支をひろげる治療と同時に、気管支の炎症をおさえる予防も大切です。

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