生理(月経)の原因について
まず月経が起こるメカニズムですが、女性の身体は約1ヵ月に1度
卵巣から卵子を排出します。これを排卵と呼びこの時、子宮内膜が
通常よりも厚くなり受け入れの体制を整えます。排卵されたものの受精しなかった場合、
厚くした子宮内膜が必要なくなり血液とともに体外に排出されます。これが生理となります。
なぜ人によって生理は「軽い」「重い」があるのでしょうか?
①プロスタグランジンの分泌量が多い
生理では体外にはがれた子宮内膜を排出するために子宮が収縮をします。
この際に、子宮を収縮させる「プロスタグランジン」と呼ばれる物質が多く作られます。
プロスタグランジンは痛みを強める作用があります。
この分泌量が多い方は痛みも増すとされています。
②ストレスが多い
ストレスが多いと自律神経やホルモンバランスを崩し、
血行不良となるため痛みが強くなると言われています。
③子宮口が狭い
一般的には10代の頃は子宮の発達がまだ未熟なため、
入り口が狭く硬いので子宮内膜を排出する際に強く収縮するため、
痛みがひどいケースがよくあります。
④身体が冷えている
冷え性や、いつも身体を冷やす環境の場合、
血行が悪くなる為、痛みを強くする作用のある
プロスタグランジンが滞在してしまいます。
生理のお悩み別
①生理がこない
②生理痛がひどい
③生理の血がいつもと違う
④生理とは違う出血
⑤生理が終わらない
上記のような症状がある場合には当院へお気軽にご相談ください。